自宅のプリンターで手帳リフィルを自作するとき、意外と迷うのが紙選びです。
安い紙がいいのか、書き心地のよい紙がいいのか、表紙は変えたほうがいいのか。紙に求めるものは、人によっても、使うページによっても違います。
この記事では、まず「何のために紙を選ぶのか」を整理してから、候補と購入前に確認したいポイントをまとめます。
結論|まず試したい紙は、この3つ
実際に使って比べたわけではありませんが、調べた情報をもとに、まず試したい紙を用途別に3つに絞りました。
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- 普段使いの本文用|APRIL PaperOne
1枚あたり約0.90円(過去の確認例)のコピー用紙。コストを抑えて、まずは基準になる紙を作りたい人向けです。 - 表紙・仕切りを手頃にしっかりさせたい|キョクトウ PPC120A4
坪量120g/m²・約0.15mmの厚口コピー用紙。白くてハリのある、シンプルな表紙向きです。 - 質感と厚みにこだわった表紙|サンワサプライ JP-ERV5NA4N
落ち着いた仕上がりの厚手マット紙。型番と仕様は、購入前に公式情報で確認してください。
迷ったら、まず「PaperOne+PPC120A4」の2つから試すのがおすすめです。本文用と表紙用が手頃に揃い、初回の負担も抑えられます。
書き心地にこだわった紙(MD用紙コットンなど)は、必要になってから検討すれば十分です。
この記事の情報について
この記事は、実際に使って比較したレビューではありません。自分が紙を選ぶために調べた製品情報をもとに、候補を整理したものです。情報の確かさは、次の3つに分けて書いています。
- メーカー公式の仕様を確認したもの: キョクトウ「PPC120A4」
- 過去に確認した販売価格: APRIL「PaperOne」
- 購入前に確認が必要なもの: サンワサプライ「JP-ERV5NA4N」の仕様・販売状況、各紙の実際の印刷結果や書き心地
価格や仕様は変わることがあるため、購入前に販売ページで確認してください。
まず考える:何のために紙を選ぶのか
「いい紙」は、目的によって変わります。同じ紙でも、モノクロかカラーか、片面か両面か、どのペンで書くか、どのくらい使うかで、向き不向きが変わるからです。まず、自分の目的を決めてみましょう。
この4つは似ているようで、答えが違います。たとえば、試し刷りなら安い普通紙で十分でも、配布や販売の見本にするなら、印刷の見栄えや書き心地も確かめたくなります。
紙選びの落とし穴
落とし穴①|「安い紙」と「コスパが良い紙」は違う
コストは、少なくとも3つに分けて考えると分かりやすくなります。
- 購入コスト: 1枚あたりいくらか
- 実用コスト: 失敗印刷やインク代も含めて、使える1枚を作るのにいくらかかるか
- 使用価値: 書き心地や耐久性まで含めて、価格に見合う満足感があるか
安い紙でも、給紙エラーが続いたり、反りが出たりすれば、結果的に高くつきます。反対に、厚手の紙でも、表紙だけに使うなら購入量は少なくて済みます。ただし、厚手だから印刷の失敗が少ない、というわけではありません。プリンターとの相性は別に確認が必要です。
落とし穴②|「厚さ」と「透けにくさ」は同じではない
紙の仕様は、次の項目を区別して見ましょう。
| 項目 | 何がわかる? | ポイント |
|---|---|---|
| 坪量(g/m²) | 紙の面積あたりの重さ | 厚さの目安にはなるが、厚みそのものではない |
| 紙厚(mm・μm) | 紙そのものの厚み | 同じ坪量でも紙によって異なる |
| 不透明度 | 反対側の文字や線の透けにくさ | 両面印刷や裏面の書き込みで重要 |
| 表面性 | 紙の表面の状態 | 書き心地やインクの乾き方に関係する |
| 白色度・色味 | 紙の白さや色合い | 文字・罫線・イラストの見え方に影響する |
似た言葉も区別しておきます。
- 透け: 反対側の文字や線が、紙を通して見えること
- 裏抜け: ペンのインクが紙を通り抜けて、裏面まで届くこと
- 裏写り: 印刷した文字や色が裏から見えること。透けと区別せずに使われることもあります
「坪量が大きいから裏写りしない」と決めつけないようにしましょう。反対に、比較的薄い紙でも、不透明度やインクの使用量しだいで、十分使える場合があります。仕様と実際の使用結果は、分けて考えます。
落とし穴③|種類の違う紙を、同じ土俵で比べない
「手帳に使える紙」にも、性質の違う紙があります。
| 種類 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| コピー用紙 | 試し刷り、文字中心のリフィル、大量印刷。比較の基準になる紙 | 書き心地は製品や筆記具しだい |
| 上質紙・厚口上質紙 | 書き込み用の紙の候補 | 「上質紙」だけでは厚みも印刷適性も分からない |
| インクジェット用マット紙 | カラーの見栄えや線の再現を重視するとき | 製品によって筆記性や両面利用に注意が必要 |
| 厚紙・カード紙 | 表紙、仕切り、インデックス | 給紙方式や対応紙厚の確認が必要 |
価格も用途も違う紙を1つのランキングに混ぜると、かえって選びにくくなります。本文用と表紙用は、別枠で考えましょう。
用途別に検討したい紙3選
候補1|本文用:普段使いなら「APRIL PaperOne」
スケジュールやToDo、メモなど、日常的に使うページには、一般的なコピー用紙が候補になります。
候補のひとつが、APRILの「PaperOne」です。過去に確認した販売価格では、A4サイズ・500枚入りの2冊セットが898円でした。この価格で計算すると、1枚あたり約0.90円です。(2026年10月時点)
ここで見たいのは、価格を2つに分けることです。
| 比較項目 | 意味 | PaperOneの場合 |
|---|---|---|
| 1冊あたりの価格 | 続けて使う場合のコスパ | 約0.90円/枚(確認例) |
| 初回購入額 | まず試すときの負担 | 898(販売先と販売単位で変わる) |
1冊あたりが安くても、複数冊のセットでしか買えなければ、最初に払う金額は大きくなります。まず試したい人は、1冊から買える店を探すのがおすすめです。
- まとめ買いしたい方: AmazonでAPRIL PaperOneを検索するで、販売単位を確認
- まず1冊試したい方: ヨドバシなど、単品で買える販売先を確認
販売単位や価格は変わることがあるので、購入前に最新の表示を確認してください。
比較の基準として、コクヨの「KB-39N」や、アスクルの「スーパーホワイト+」のような定番のコピー用紙も、あわせて見ておくと安心です。仕様は、それぞれの販売ページで確認しましょう。
こんな人におすすめ
- 日常的に使うリフィルをたくさん印刷したい
- 紙代を抑えたい
- まずは一般的なコピー用紙を基準にしたい
候補2|表紙・ディバイダー用(手頃):キョクトウ「ぶ厚いコピー用紙 PPC120A4」
表紙や仕切りだけ、少しハリのある紙にしたいときの候補が、キョクトウ(日本ノート)の「ぶ厚いコピー用紙 A4・120gsm(品番 PPC120A4)」です。メーカー公式の仕様は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 坪量 | 120g/m² |
| 紙厚 | 約0.15mm |
| 白色度 | 98.5% |
| サイズ・枚数 | A4・50枚 |
| 公式掲載価格 | 748円(税込)/680円(本体価格) |
| 1枚あたり | 約15円(税込) |
公式情報(2026年10月確認)。
1枚あたり約15円なので、中身の紙としてはPaperOneの10倍以上のコストです。ただ、表紙やディバイダーだけに使うなら、50枚でも使う量を抑えられます。コピー用紙の仲間なので、色や質感を楽しむ紙というより、白くてハリのある、シンプルな表紙向きです。
厚さが約0.15mmあるので、給紙経路や対応紙厚は、使うプリンターの説明書で確認してください。
こんな人におすすめ
- 表紙だけ少しハリを出したい
- コストを抑えて、表紙用の厚い紙を試したい
- 白いシンプルな表紙にしたい
候補3|表紙・ディバイダー用(しっかり):サンワサプライ「JP-ERV5NA4N」
しっかりした厚みと、落ち着いた質感を求めるなら、サンワサプライの厚手マット紙「JP-ERV5NA4N」が比較候補になります。型番や仕様、販売状況は変わることがあるため、購入前に公式情報を確認してください。
マット紙は、落ち着いた仕上がりになりやすい紙です。ただ、厚すぎると穴あけが重くなったり、プリンターに通らなかったりすることがあります。
こんな人におすすめ
- 表紙に本文とは違う質感を取り入れたい
- 自作リフィルを、見た目にもこだわって仕上げたい
- 厚めの紙を比べて選びたい
表紙・ディバイダー用の紙を選ぶとき
表紙は、中身の紙よりも自由に選べる場所です。方向性は、たとえば次の3つに分けられます。
- 紙の色と質感を主役にする: 印刷は控えめにして、紙そのものを見せる
- 印刷デザインと紙の風合いを組み合わせる: 星や植物、細い罫線などを添える
- 手帳カバーのような重厚感を出す: 型押しのある紙などを使う
紙の色や質感を楽しみたいなら、色上質紙やファンシーペーパーも選択肢です。たとえば、NTラシャ、タント、アラベールなどが知られています。選ぶ順番は、まず紙の色や手触りを決め、次に印刷できるかと厚さを確認するのがおすすめです。色や厚さによって印刷結果が変わるため、家庭用プリンターで印刷できるかは、商品ごとに確認してください。
表紙の紙は、次の点も見ておきましょう。
- 見た目と保護性: 手帳の外側になるので、傷みにくさも大切
- リング穴や角の耐久性: 使い続けて、穴まわりや角が傷みにくいか
- 綴じたときの厚み: リング式の手帳で、厚くなりすぎないか
- カット・穴あけのしやすさ: 厚すぎると、穴あけが重くなることがある
ディバイダーやインデックスは、表紙とは見るポイントが少し違います。見つけやすさ、めくりやすさ、穴まわりの耐久性も大切です。すべてを厚手にせず、必要な部分だけ変えると、コストも手帳の厚みも調整しやすくなります。
コラム|紙選びの楽しさを広げる「MD用紙コットン」
リフィルの紙は、価格や印刷のしやすさだけでなく、書き心地にもこだわりたくなります。気になる候補のひとつが、ミドリのMD用紙コットンです。コットンパルプを配合した紙で、書く時間そのものを楽しみたい人にも魅力的な選択肢です。
メーカーの商品情報では、プリンターで使用する際は「普通紙」モードが案内されています。ただし、実際の印刷結果やペンとの相性は、使うプリンターや筆記具によって変わります。販売状況や商品名の表記も変わっている可能性があるため、購入を考えるなら、最新の公式情報を確認してください。
この記事では、購入は見送り、候補として紹介するだけにしています。買うとしたら、「普段のコピー用紙より書き心地がよいのか」「お気に入りのペンで書きやすいのか」といった、比べてみたいことができたときがよさそうです。
普段はコピー用紙、日記や大切な記録のページだけ好みの紙、という使い分けも、紙選びの楽しみのひとつです。
迷ったときの早見表
| こんな人には | 見たい紙 |
|---|---|
| 価格を重視したい | 一般的なコピー用紙(PaperOneなど) |
| 薄めの紙がいい | 坪量の小さいコピー用紙(KB-39Nなど。仕様は要確認) |
| 表紙をコストを抑えてしっかりさせたい | 厚口のコピー用紙(PPC120A4など) |
| 表紙に質感と厚みがほしい | 厚手のマット紙(JP-ERV5NA4Nなど) |
| 色や質感を楽しみたい | 色上質紙、ファンシーペーパー |
| 両面印刷を使いたい | 「両面印刷対応」と書かれた紙(プリンターの確認は必須) |
購入前のチェックリスト
家庭用プリンターで使う場合は、紙そのものの評価より、「プリンターにセットして、完成したリフィルを作れるか」が大切です。
「家庭用プリンター対応」という表示は、すべての機種で同じように使えることまでは保証しません。自分の環境での結果と、一般的な注意点は、分けて考えましょう。
紙を試すときの進め方
何種類か試すなら、条件をそろえると比べやすくなります。
- 同じデザインを、すべての紙に印刷する
- 普段使うペンで、同じ文字や線を書き比べる
- 裏面の透け・裏抜けを確認する
- カット・穴あけをして、断面や穴まわりを見る
- 気づいたことをメモする
| 紙の名前 | 印刷の見え方 | 書き心地 | 透け・裏抜け | 穴あけ・カット | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
まとめ|目的を決めて、無理なく選ぶ
紙選びは、何を重視するかで答えが変わります。
- 使い心地を重視するなら、透けと筆記具との相性を確認する
- コストを重視するなら、1枚あたりの価格と初回購入額を分けて見る
- 仕上がりを重視するなら、本文と表紙で紙を使い分ける
- 人にすすめるなら、プリンターや筆記具による違いまで添える
最初から何種類もそろえる必要はありません。まずは手元の紙や、1冊から買える紙で試して、気になる点が見えてきたら、少しずつ選択肢を広げていきましょう。
最後にチェック
※本記事の一部内容はAI(ChatGPT・Claude等)を活用して作成しています。
内容の正確性・適切性については管理人が確認・修正のうえ掲載しています。

