デザイン初心者からプロまで幅広く使われている「Canva」。
ブログやSNS用の画像を作るとき、「この素材は商用利用できるのかな?」「勝手に使って大丈夫?」と不安になる方も多いと思います。
この記事では、2025年時点のCanvaの商用利用ルールを整理して解説します。安心して使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
Canvaの商用利用は可能?
結論から言うと、Canvaで作成したデザインは商用利用可能です。
たとえば以下のようなケースでも利用できます。
- ブログやSNS投稿のアイキャッチ画像
- 名刺やチラシのデザイン
- オンラインショップの商品画像
- プレゼン資料や動画の挿入画像
ただし「すべて自由に使える」わけではありません。Canvaには無料プランと有料プラン(Canva Pro)があり、利用できる素材や範囲に違いがあります。
Canva素材の種類と利用ルール
1. 写真・イラスト素材
- Canvaには無料素材とPro専用素材があります。
- 基本的にどちらも商用利用OKですが、そのまま再配布・販売はNGです。
- 加工してデザインに組み込む形で使う必要があります。
2. フォント
- Canvaに入っているフォントは、商用利用が可能です。
- ただし、外部からアップロードしたフォントは、そのライセンスに従う必要があります。
3. テンプレート
- Canvaのテンプレートをそのまま販売するのは不可。
- 自分のデザインにアレンジして使うのはOKです。
4. 音楽・動画素材
- Canvaには動画編集用の音楽や動画素材も含まれています。
- YouTubeやSNS動画に使うことは可能ですが、素材をそのまま切り出して配布するのはNGです。
商用利用でNGとなるケース
以下のような使い方は規約違反になるので注意が必要です。
- 素材をほとんど加工せずに販売
- Canvaのロゴや公式ブランドを利用して販売
- 素材を商標登録に使う
- サブスクで入手した素材を、そのまま他人に渡す
Canvaを安全に使うためのポイント
商用で安心して利用するためには、次の点を意識しましょう。
- オリジナル要素を加える
→ 文字入れ・配置変更・複数素材の組み合わせなど - 利用規約を定期的にチェック
→ Canvaは利用ルールを更新することがあります - 公式ライセンスページを確認
→ 不安なときは必ず公式情報を確認するのが安全です
※Canvaの規約は随時更新されるため、この記事の内容が将来的に変わる可能性があります。
利用前には必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
まとめ
- Canvaは基本的に商用利用可能
- ただし「そのまま再配布・販売」は禁止
- 写真・イラスト・フォント・テンプレートごとにルールがある
- 加工・編集してオリジナル性を出すのが安心
特に商用での利用を考える場合は、単に色や文字を変えるだけでなく、複数素材を組み合わせたり、独自のデザイン要素を追加するなど「独自性」が明確に出る工夫がおすすめです。
Canvaを正しく活用すれば、安心してデザインを楽しめます。ぜひルールを理解して、あなたの活動に役立ててください。
※なお、本記事は一般的な利用ルールを整理したものであり、法的な助言ではありません。
具体的な利用判断に迷った場合は、Canva公式のライセンスページや法的アドバイスを参考にしてください。